メッセージ03『選挙に行かない私たち』

高井俊一郎からメッセージ03
■■選挙に行かない私たち■■

ところが、そういう、とても重要な選挙であるにもかかわらず、投票率は低そうだなどという予想が出ています。実際、群馬ではこれまで、県議選の投票率が連続10回、下落し続けていきました。前回の2015年は45%まで落ちて、これが今度はさらに42~43%まで落ち込みそうだという。

では、投票に行かないのは誰か? 一言で言ってしまうと、「若い世代」です。

この「若い」という言葉は、10代・20代のみなさんのことだけを指しているわけではありません。それより年上の30代・40代、あるいは50代という「責任世代」のみなさんだって、バリバリ働いて子どもとお年寄りを支えている、充分に「若い」世代です。そして、この「若い」みなさんも、やっぱり選挙に行かない。

忙しいということは、よくわかります。私自身も43歳で、この4年間は、家業である山名八幡宮の運営に奔走してきましたし、この4月から小学1年、2年、5年になる子どもがいて、子育てにも追われています。私だって政治を志す身でなければ、「政治はつまらない」「選挙は面倒くさい」と思っていたかもしれません。

いや、「現状に不満もなければ、先行きに不安もない。選挙に行く必要なんかないんだよ」、そういう話であるのなら、どれだけいいだろうと思います。でも、現実は、逆です。

それなのに、「若い世代」は選挙に行かない。それは政治が「若い世代」から不信感、というより、嫌悪感さえ持たれてしまっているからでしょう。政治を信じられないという人、政治が嫌いだという人が選挙アレルギーになるのは当然です。

自分の1票で自分の明日を決められる。そういう、あたりまえの希望を政治に対して持てないのが私たち日本の「若い世代」だと、感じられてなりません。

(続く)